ベトナムホーチミン入りをして2日目の午前中は、ツアー会社を利用してホーチミン市内観光を予定していました。
初めての場所へ旅行したときは、できるだけ早い段階で半日観光ツアーを利用することが多いです。観光地の地理をつかむ意味で、後々とても便利なんですよね。
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女一人旅におすすめの安心＆格安ツアー会社
今回利用したツアー会社は、TNK Travel。
【デタム通りにあるツアー会社TNK Travel】
大半のツアー会社が提供するプランは、一人で申し込んでも二人分の料金を取られることが多く、以前ハノイで何度も利用したベトナム国内専門の大手旅行会社のスケッチトラベルでさえも割高になります。
そんな中で、TNK Travelは「一人旅応援プラン」が充実。さらに、日本語ガイド付きツアーは割高になる傾向にありながら、TNK Travelはやっぱり格安なんです。
TNK Travelは面白い運用をしていて、日本語ガイド専用コース（割高）と英語ガイド専用コース（格安）とでそれぞれに分けて予約を受け付けるのですが、実際のツアーでは日本語と英語の混載ツアー。
こうすることで、コストを下げているそうです。
ですから、実際に参加するとグローバルな知り合いができつつ、でも日本語でガイドしてもらえるという、なかなか楽しく便利なツアーを満喫できます。
ホーチミン市内観光のおすすめスポットは？
ホーチミンのメインであるドンコイ通りやグエンフエ通りに近い場所に、主な観光スポットが集中していました。
歴史的建造物では、統一会堂、聖母マリア教会、中央郵便局、人民委員会庁舎、市民劇場。
博物館で抑えるとすると戦争証跡博物館、ホーチミン市博物館、ホーチミン作戦博物館、美術博物館、歴史博物館など。
市場ですと、ベンタイン市場がもっとも人気が高く、市内のど真ん中に位置しているので便利です。
【ホーチミン市内の中心部にあるベンタイン市場】
ご参考までに、市内から少し離れたチョロン街には、どのガイド本にも紹介されているビンタイ市場があるのですが、チョロン街は観光客が滅多に訪れない、地元ムードが色濃く漂う場所なので、ビンタイ市場ではまず英語が通じません。
知っている卸業者でないと、ビンタイ市場での買い物は苦戦しそうですね。
しかも、通路がものすごく狭くて、人が一人通るのがやっとの状態。あらかじめ把握しておいた売り場を一気に目指さないと、場内に入っても5mも進めませんでした。
【チョロン街区にあるビンタイ市場の場内】
その他、中心部でのおすすめ寺院はスリ・タンディ・ユッタパニ寺院。
中心部からはちょっと離れますが、その他のおすすめスポットとしてティエンハウ廟、ギアアンホイクアン廟などがあります。
ホーチミン市内観光プランのモデルコースは？
その中で、TNK Travelのホーチミン市内半日観光プランには、「統一会堂」「聖母マリア教会」「中央郵便局」「戦争証跡博物館」が含まれていて、お値段$19（約2,000円）。
これは、一般的なモデルコースにもなっているようで、それぞれの建物の距離が近いので、「統一会堂」「聖母マリア教会」「中央郵便局」は歩いて移動ができます。
【ベトナム戦争の終結に深く関係している統一会堂】
この日、最初の観光スポットになる「統一会堂」までのバスの中は、話しに聞いていた通り英語ガイドツアーとの混載。
けれど、なんと日本人観光客は私一人だけということで、日本語ガイドコースはお値段据え置きでプライベートツアーになりました。
なんて贅沢な。もともと低価格なのに。
質問もたくさんできるから嬉しい！
ここぞとばかりに、ホーチミン観光のおすすめ時期から社会情勢、歴史などいろんなことをバスの中で聞かせていただけました。
ホーチミン旅行のベストシーズンは？
ちなみに、ホーチミン旅行のベストシーズンは乾期にあたる12月～4月で、その中でも1月と2月が過ごしやすい気候のようです。
ただ、1月末から2月はベトナムの旧正月にあたるので、街中は完全にシャッター街になるとか。ですから、ちょっと暑いかもしれませんが、それでも乾期の3月と4月が狙い目だとガイドさんが教えてくれました。
もしくは、手前の12月もベストシーズンと言えますね。
旧正月は毎年変わるので、チェックが必要です。このときにベトナム入りをしても、何もできないほど、どのお店も閉まっているので気をつけてくださいね。
これはホーチミンだけでなく、ベトナム全土です。
今回、私が旅行した7月は雨期なのですが、ただ、一日中雨が降り続くということはありませんでした。南国ならではの、20分くらい豪雨が続いた後は、少し気温が下がって動きやすくなるようなイメージです。
ホーチミン市内観光の見どころは？
まずは「統一会堂」から始まった、ホーチミン市内半日観光ツアー。
統一会堂は1966年に建てられたもので、ベトナム戦争の終結に深く関係している建造物です。今では一般公開で見学ができる他に、外交や会議の場としても現役でした。
一般の人でも、会議場として利用できるそうですよ。
とても興味があったのは、この地下にある地下道。
戦争当時の通信室や司令室がそのまま残っている場所にひっそりと口を開けているのですが、この地下道は政府のみが知る極秘のルートが造られていて、実はホーチミン市内から何十キロも離れたクチトンネルまで続いているのではないかとも囁かれています。
けれど、今でもこの地下道の内部は極秘になっています。
そして次が「聖母マリア教会」。
別名、サイゴン大教会とも言います。
こちらは残念なことに只今修復中で、中を見学することができませんでした。まだしばらく修復期間があるようなので、「聖母マリア教会」を絶対に観たいという場合は、予め情報をチェックしてベトナム入りすることをおすすめします。
外観の赤レンガも、「聖母マリア教会」の見どころの1つ。これだけの大きな建物を、精巧に積み上げられた赤レンガが見事に造り上げていました。
次は、すぐ隣りにある「中央郵便局」。
市内観光ツアーに参加する前は、なぜに郵便局？と思っていましたが、19世紀末のフランス統治時代に建てられたとあって、その造りはとても壮麗で美しさに魅了されます。
今も現役で利用することができる他に、お土産屋さんが充実。記念切手の豊富さにも驚かされます。
そして最後が、悲惨なベトナム戦争を色濃く物語る「戦争証跡博物館」。
4階だけは、日本語でのパネル表示があるので、当時の内容を理解しやすいと思います。それ以外の階は、すべて英語とベトナム語になっていました。
良心的なバイクタクシーの選び方
市内半日観光ツアーが終わると、ガイドさんと私はたった2人と言うことで、バスではなくバイクタクシーで戻ることに。
このバイクタクシーはネットで予約できるそうで、ガイドさんが目の前でその方法を見せてくれました。
けれど、観光客の私にはなんともハードルの高い予約方法。
まず無理だな。
と、興味は大いにあるものの、完全に諦めムードで眺めておりました。
もし、ホーチミンの街角でバイクタクシーを利用したいと思ったら、この緑色を目安にするといいとガイドさんが教えてくれましたよ。
胸元とヘルメットにチラリと「Grab」という文字が見えますが、後で調べてみると「Grab Bike」というバイクタクシーのようで、良心的だそうです。
その後ろに控えるジーンズのお兄さんは、手前の「Grab」さんが連れてきたヘルプ仲間でした。
バイクタクシーの普及率は高いようで、バイク天国のベトナムならではですよね。
さて、ホーチミン市内半日観光のツアーを終えたら、一旦ホテルに戻ってお昼寝タイムです。
雨季のこの時期はとても蒸し暑く、予定がなければ日中はあまり外出をせずに休息時間をとった方が無難。夕方からまた元気に行動をするために、体力を温存します。
そして、この日の夕方はTNK Travelで予約しておいたフットマッサージへ。これが、気持ちもコスパもとてもよかったので、次はそのマッサージ店をご紹介しますね。