ホイアン旅行記③/旧市街が大混雑する時間帯と回避する観光方法は?

ベトナムの中部に位置するホイアンの魅力は、街がまるごと世界遺産だという旧市街。何百年も前から存在する古き良き建物や街並みは、散策しているだけで心が和むんです。

どこを写真に撮っても絵になるし、何時間いても飽きのこない不思議な街でした。

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ホイアン旧市街の効率的な巡り方

観光ガイド本のほとんどには、


「ホイアン旧市街はそんなに広くないので、所要時間が2~3時間あれば全部を回れます!」


と書いてあるんですけど、やっぱり隈なく見て歩こうと思うと、それなりに時間がかかります。

そんなホイアン旧市街を散策するのに大人気なのが自転車。街を散策していると、自転車に乗った観光客に出会う率がとても高くて驚きです。


世界遺産ホイアン旧市街を走り抜ける自転車に乗った観光客


多分、どのホテルでも自転車のレンタルをしていますし、周辺の旅行代理店でも借りることができます。
ホテルだと有料と無料のところがあり、旅行代理店の場合は1日20,000ドン(約100円)程度のよう。


私が宿泊したトゥエ・タム・ガーデン・ヴィラでは無料で貸し出してくれたので、毎日気軽に借りては出かけていました。
無料で貸し出しているホテルも結構あるので、宿泊予約をするときにチェックするのがおすすめです。


ホイアンは坂道が少ないのと、旧市街の内側は車両規制があって車の乗り入れが禁止されているので、サイクリングをするには最適なんです。
バイクも、観光客が増える日中から夜間にかけては旧市街へ入れないので、歩行者にだけ気をつけていれば大丈夫。とても快適ですよ。


ホイアン旧市街の観光に出かけたら、ぜひ自転車で観光をしてみてください。


旧市街を移動していると、自分の好きなスポットが見つかります。
もしお気に入りスポットが見つかったら、時間を変えて何度も足を運ぶのもおすすめ。朝、夕、夜と時間帯が違うと、お気に入りのスポットも違う顔を見せてくれるからです。


そんなときに自転車があると、移動には本当にラクラク。写真を撮るにも好都合でした。

想定外!旧市街の混雑ぶり

さて、今回のベトナム旅行での一番の目的が、ホイアンに滞在することだった私。そのため、ホイアン入をした当日は、半日を使って旧市街でまったりと過ごしてみたりもしました。

そこで驚いたのが、日中と夕方以降の観光客の混雑ぶりがまったく違うことですね。

もちろん、暑い日中は観光客だけでなく地元の人も外に出ないということがありますが、やっぱりホイアン旧市街の見どころは、夜に見せてくれる幻想的なランタンの灯りなので、どうしても夕方以降に観光客が集まり始めて、大混雑してくるのです。


そして、さらに観光客は増え、夜ともなれば、もう毎日がお祭り状態。

旧市街の道は、いろんな国からやってきた観光客で溢れかえっていて、少し油断をすれば人にぶつかってしまうほどです。それくらい、今やホイアン人気が高まっていると言うことですね。

意外にもまだ日本人観光客は少なくて、やっぱり中国の方が多かったです。そして、ヨーロッパ系の方が多いのも特徴でしょうか。夜ともなれば、旧市街は異国情緒あふれた場所になり、ランタンの幻想的な灯りを楽しむのもちょっと苦労するくらいの混雑ぶりでした。

混雑する時間と回避できる観光時間は?

最も混雑するのは、午後6時過ぎから8時前後です。この時間帯は、どこの飲食店もほぼ満席で、人気のお店は予約なしでは入れないほど。

トゥボン川沿いで眺めの良いレストランはとくに人気が高いので、ディナーを楽しみたい場合はあらかじめ予約をしておいた方が無難ですね。


混雑ピークを迎える午後7時前後のホイアン旧市街にあるレストラン前の状況


観光客がすくない時間帯にゆっくりとホイアン旧市街の街並みを観光したいなら、やっぱり午前中から午後3時頃までがおすすめ。

まったく違ったホイアン旧市街の顔を見ることができるので面白いということもあるのですが、3時前に旧市街入りをしておくことで、夕暮れどきの、まだ混雑のピークを迎えていない情緒溢れるホイアンを見ることができるのです。


時間に余裕があれば、ぜひ早めに出かけてみてくださいね。川沿いのカフェで寛ぐ午後のホイアンも、とてもいいものです。


午後早めの時間帯にホイアン旧市街のトゥボン川沿いにあるカフェで寛ぐ観光客


もう一度書いておきますね。
午後6時過ぎから8時頃までは激混み、ホイアン旧市街入りのおすすめ時間帯は3時以降です。

混雑しても必見のナイトマーケット

ホイアン旧市街の向かい側にあるアンホイ島では、毎晩ナイトマーケットが開かれるのですが、こちらも相当な混雑ぶりになります。


夜は観光客で大混雑をするアンホイ島のナイトマーケット


思わず、ドン引きしてしまいそうな人混みですよね。

けれど、アンホイ島のナイトマーケットはぜひ頑張って出かけてください。ここが、ホイアン旧市街のランタンの灯りを象徴するかのような場所になります。


世界遺産ホイアン旧市街を象徴するランタンの灯り


ナイトマーケットの夜店に並ぶお土産品も必見で、値段交渉がとても楽しい場所です。
ぜひトライを。


夕方から準備が始まるアンホイ島のナイトマーケット


ご参考までに、ナイトマーケットと旧市街の店舗を構えている雑貨屋さんとでは、売っている品物の値段は同じでも、ナイトマーケットの方が割引率はかなり大きくなります。
店舗を構えている雑貨屋さんは、あまりディスカウントしてくれないので、どうせ同じものを買うならナイトマーケットですね。


さて、ホイアン滞在2日目の明日は、これまた世界遺産に登録されているミーソン遺跡に行ってみました。女一人旅には、とてもピッタリな場所と言えるかも。

次は、ミーソン遺跡の魅力をご紹介しますね。

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