おはようございます、今日もお読みくださりありがとうございます。
いよいよ今日は、待ちに待ったハロン湾クルーズへの乗船の日となりました。世界遺産に指定されるほどの絶景や船旅の雰囲気を、ここからご紹介していきたいと思います。
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ハロン湾行きに選ぶツアー会社の大切さ
ハノイから、『スケッチトラベル&アオザイツアーデスク』さんのお迎えバスに3時間半揺られて世界遺産のハロン湾に到着した私たち。
送迎のバスは10人ほどが乗れる大きさのものだったのですが、現地まで同乗していたのはスペイン人のご夫婦だけという、ありがたくもとても贅沢な空間で移動できました。
ハロン湾に到着して、その後も次々と入ってくる送迎バスを見ると、どれも絶句してしまうような寿司詰め状態で、本当に恵まれた快適な旅だと痛感しました。
中には、欧州系のちょっと横に大きめの方々ばかりが乗り込んだバスもあったのですが、窓際の方は窓に押し付けられて身体の立体感がなくなっている状態。
帰路があんな状況のバスに乗ることになれば発狂してしまいそうです。
だって、片道3時間半ですから。
やはり、ツアー会社の選定はしっかりしておくに越したことはないですね。
明らかに私たちのバスの方がサイズは大きいのに、乗車人数は極端に少なかったです。
ジャスミンクルーズが女子旅行に安心のワケ
さて、世界遺産のハロン湾に到着して、とても嬉しい驚きがありました。
日本語ガイド付きツアーが予約できなかった私たちだったのですが、なんとジャンク船ジャスミンクルーズのマネージャーさんが、少し日本語を話せる方だったのです。
しかも、日本人のグループが意外に多く、ジャスミンクルーズ宿泊客の3分の1くらいは日本人だったのではないでしょうか。
英語も通じにくいベトナムですから、これはとても心強いことです。
周りはみなさん、お友達同士、恋人同士、ご夫婦と言ったグループでの参加。
親子で、しかも小学生の子連れなんてかなり珍しがられました。
その分、みなさんが話しかけてくださったり、娘の遊び相手になってくださったりと、とても楽しく安心できる旅となり、本当にありがたいの一言です。
もし、ジャンク船ツアーの予約時に日本語ガイド付きに空きがなくても、ある程度大きくて豪華なクルーズ船を選択しておけば、今回のようにクルーの方が日本語を理解できたりするかもしれないのでおすすめです。
豪華ジャスミンクルーズ船はクラシック系
さて、いよいよジャスミンクルーズ船に乗り込みます。
まずは重厚感ある落ち着いたムードのダイニングルームへと通されて、さっそくwelcomeドリンクのフレッシュメロンジュースを頂きながら、クルーの方からの旅の説明を聞きます。
それが終わると、各自の客室へ。私たちが泊まった部屋は、こんな感じです。
ジャスミンクルーズ船の部屋タイプは、色々とあるようです。
できればラグジュアリーなデラックスタイプを予約したかったのですが、かなりギリギリに旅行を決めてしまったので、下のランクのジャスミンプレミアムしか空きがありませんでした。
やはりできるだけ早く行動を起こしておくべきですよね。
せっかくだったのですが、これについてはかなり残念!
けれど、ジャスミンクルーズ自体がとても豪華なジャンク船ですし、他の口コミ情報でも「部屋はホテル並の設備で、特にジャンク船にしてはバスルームの施設が良い」などとあるほど好評価。
ですので、ジャスミンプレミアムでも隅々まで手入れが行き届いた、落ち着きのある雰囲気の中で過ごせます。まったく申し分なしでした。
女子旅が盛り上がるクルーズ船の設備は?
そしてこちらがシャワーブースとトイレへの入り口です。どこも温もりのある色調です。
こちらがシャワーブース。
シャワーブースの反対側にはトイレがあって、ジャンク船の一室だということを忘れるような造りになっています。
ウッディなインテリアが大好きな私にとっては、大満足のデザインです。
世界遺産ハロン湾を就航する大型クルーズ船のほとんどがこんな雰囲気の内装だと思いますが、中には近代的な造りの船もあるよ様子。
スタイリッシュなデザインがお好みなら、船会社を変えればガラリと違う雰囲気の船を選べます。
ジャスミンクルーズ船は、ルームキーまで凝った造りで可愛いですね。
こちらの壺はなんだと思いますか?
シャンプーとリンスが入った小壺です。やっぱり可愛いです!
「わぁー!」と思って開けてみると、中身はシャンプー&シャンプーでした(笑)
きっと何かの手違いですね。ちょっとおしい!
でも大丈夫、こんなこともあろうかとシャンプー&リンスなどはいつも持参するので、なんの問題もなしです。
アメニティーは予想していた以上に立派な取り揃えだったのですが、ハロン湾のクルーズ船ではお湯が出ないトラブルがよくあるそうです。
滞在中、私たちの部屋はなんの問題もありませんでしたが、シャワーのときにはちょっと注意して使ってみた方がよさそうです。
そして、不具合があれば、できるだけ早めにクルーの方に伝えておきましょう。
部屋を探検して満足しきった頃にランチタイムがやってきます。
ブッフェ形式で好きなものが食べられるし、味付けも日本人が親しみやすいテイストなので、小学生の女子でもしっかり堪能できました。
ハロン湾の船旅に酔い止めは必要?
ところで、ハロン湾のジャンク船での船旅で、一番心配していたことは、やはり船酔いでしょうか。
娘は若干車酔いしやすくて、船には100%酔うタイプなんです。
それなのに、今回のジャスミンクルーズの旅に行きたいと言ってきたので、相当魅了されたのだろうと思ったほどでした。
そんな酔いやすい娘を連れて行くので、税関で見つかったら没収されるのではないかと思うくらいの量の酔い止めを持参したほどだったのですが、この船旅ではまったく必要ありませんでした。
そうなんです、ハロン湾はほとんど波がなくて海面が静かなのです。
海のコンディションにもよるのだと思いますが、私たちの滞在中はまったく揺れを感じることがありませんでした。
風は吹いているのに本当に不思議。
これが世界遺産ハロン湾の魅力の一つでもあるんですね。
快適なハロン湾クルーズに最適な季節は?
もともとハロン湾の海は穏やかだということで、それだけでも十分な見応え。
けれど、この静かな海面に無数の切り立った岩が影を映しこんで、まるで水墨画のような神秘的で儚げな景色を、観光客は好んで見に訪れるようです。
ハノイには日本と同じように四季があって、4月から5月上旬までが過ごしやすいときだと思います。
私たちが宿泊したのは5月の第一週目で、まだ春の心地よさを堪能できる最高の時期。この頃から雨期に入るそうなので、ハロン湾クルーズを満喫するなら4月がおすすめです。
けれど、その他の季節でも、ハロン湾の神秘的な景色は期待を裏切らないのではないでしょうか?
雨季ならしっとりとした大人の雰囲気が、真夏なら太陽の光でも柔らかくしてしまいそうな風情が、ハロン湾の海にはあります。
こんな美しい景色を堪能するアクティビティもいろいろと用意されていて、1日目は鍾乳洞と水上村の観光にも出かけました。
とくに水上村の人々の生活からは、精神レベルで学ぶものが多かったです。
次のコーナーでは、その水上村の観光と夕暮れ時の船上での素敵で豪華な時間をご紹介したいと思います。