ベトナム女子旅行/日本人はこうして狙われる!トラブル回避のおすすめ情報

「日本人は平和ボケしているから海外でトラブルにあう確率が高い」

この言い回しをよく聞くのですが、「平和ボケしていて何が悪い?」といつも思ってしまうのです。平和であることが悪いようなイメージを与える言い方ですが、世界中が平和になってほしいところですよね。


でも、実際に日本人が海外で狙われやすいのは事実。

できるだけ被害を受けないためにはまずはどんなケースがあるのかを知っておくだけで、結構トラブルを回避できるようになります。


と、言うことで今回は、ベトナムで多いとされるトラブルに焦点をあててみました。ベトナム旅行前に知っておきたいと思ったら、ぜひ参考にして行ってくださいね。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告




空港到着編

1.真横にあった荷物が忽然と消える


少しくらいなら荷物を置いて数メートル移動しても安全な日本ですが、海外ではたとえ自分の真横に荷物を置いていても、瞬時に持って行かれてしまうケースが多いものです。


とくに到着したばかりの空港は安心感と高揚感から、日本での危機管理のなさがそのまま出てしまうので、空港到着と同時に気合を入れていきましょう。

2.偽物の出迎えスタッフに連れ去られる


本物の出迎えスタッフが持っているプラカードを真似て作り、出迎えスタッフ集団の最前列で偽物プラカードを見せて旅行客をピックアップするケースです。


そのまま、人里遠い場所に連れていかれて高額運賃を要求されたり、最悪の場合はそこで降ろされることもあります。

車の内側からドアを開けられないよう、ドアノブが切り取ってある車まであるとか。


ベトナムでは結構よく聞く話しなので、十分気をつけてください。


出迎えのスタッフに先にホテル名を名乗ってもらったり、スタッフカードを提示してもらいましょう。

間違っても、自ら先に名のったりして、情報を与えないようにしてくださいね。

タクシー編

1.メーター表示が分かりにくい


もともとベトナムドンはゼロの数が多すぎるうえに、メーターには変な位置にコンマ「.」が表示されているので、1桁多く支払ってしまうケースが多発しているようです。


乗車中によく見て研究しておくことをおすすめします。

2.ドン払いなのに米ドルで要求してくる


ベトナムでは米ドルも流通していることを利用して、メーターの表示がドルだと言うタクシー運転手がいるようです。


けれども、ベトナムでのタクシーはドン払い。


初乗り運賃が14,000ドン(約60円)と14ドル(約1,120円)では随分と値段が違うので、乗る前に運転手さんに「ドン払いか?」を、しっかりと確認することをおすすめします。

3.メーターを使わない運転手がいる


地元の人はメーターを使わないのが一般的です。

けれど、言葉の壁を乗り越えて交渉する力がしっかりある場合を除いて、必ず乗車前にはメーターを使うように運転手さんにお願いしましょう。


ちなみに、メーターはすぐに起こすことができなくて、発車して数メートル走ると初乗り運賃が表示されます。

4.ハノイでの優良タクシーはこちら

ハノイで安心して使えるタクシーは、CPタクシーという、ボディが白い車です。


高級ホテルに乗り入れているタクシーのほとんどがCPタクシーで、運転手さんはきちんとマナー教育を受けているうえに、英語が通じます。

その分、地元の人が利用する他のタクシーより少し料金が高いのですが、安心・安全を考えると全く気になりません。

他のタクシーの初乗りが9,000ドン(約40円)に対して、CPタクシーは14,000ドン(約60円)です。


その他では、HaNoiタクシーとMAiLINEタクシーも良心的なので、街中に出かけてCPタクシーをピックアップできないときには、この2種類のタクシーもおすすめです。



ただし、完全に安心してしまうのは禁物。
中には、悪だくみを考える人がいないわけではありません。

そのためにも、運転手番号や名前を控えるなどして、トラブルが起きた後の処理に必要な情報を収集しておくことをおすすめします。

ツアー編

1.偽物ガイドにピックアップされる


空港到着編と同じで、早めに迎えにきた偽物ガイドに連れて行かれてしまうケースです。

とくに、現地のツアー会社に行って申し込むときには気をつけてください。偽物ガイドが、あなたの近くでその内容を盗み聞きしていることがあるようです。

マッサージ編

1. 高額料金を請求される


正規のマッサージ代金以外に、高額なサービス料金やチップを求めてくるケースがあります。


予約や受け付け時には、必ず料金を確認しておくことをおすすめします。

それでも帰り際に吹っかけてくることがあるので、きちんと断る姿勢を見せましょう。



私が利用したマッサージ店はVan Xuan(ヴァンスアン)です。

ヴァンスアンは、Nikko-Hanoi(ニッコウハノイ)ホテルのコンシェルジュさんも常連で、とても良心的で親切だったのでおすすめですよ。

両替編

1. ヤミ両替おばちゃんが街を徘徊


ハノイの場合は、ホアンキエム湖周辺に“ヤミ両替のおばちゃん”が出没します。私も実際に見かけました。

ちょっと身なりの乏しい服装でお金の箱を持っているので、“ヤミ両替のおばちゃん”だとすぐに分かります。


両替は、正規の場所を利用しましょう。偽札を掴んで、面倒なことに巻き込まれるのは避けたいですよね。



以上、私がとくに気をつけたことをまとめてみました。

他にもいろいろとあるようですし、時代の流れで手口も変わっていきますが、とにかく日本にいるときと同じような無防備な行動をしないように気をつけてくださいね。


ベトナムでも、ほとんどのトラブルは、こうした事前情報と心構えで防げると思います。

実体験!衝撃の紛失事件

1つ、ベトナム滞在中に衝撃的なことがありました。


陶器で有名なバッチャン村に行ったときに私が帽子を落としてしまったのですが、落としたと思われる場所に探しに戻ってみても、すでに帽子はどこにも見当たらず。

落としたその場所には確信が持てていたので、誰かの手に渡ったのは間違いないと思います。


しかも、落としたことに気づくまでの時間はほんの4~5分ほど

一瞬にして、自分の持ち物は消えてしまうので、これが財布や携帯だったらと思うとゾッとします。



お国事情ならではなのだと思いますが、外国人の持ち物は、たかが帽子と言えど良質な物に見えるのでしょう。

事前にトラブル情報を知っておくだけでも気を引き締めて行動しやすくなるので、ぜひいろんな方のケースを参考にして旅を満喫してきてくださいね。



ベトナムは心が洗われるとても素敵な国です。

一度足を踏み入れると、たちまちその魅力にとりつかれると思うので、存分に楽しんでいただけたらと思います。

トラブル遭遇率の高いホーチミンのタンソンニャット国際空港で、実例をもとに女一人旅でどう対処したかをご紹介。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告




レクタングル(大)広告




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする