ホイアンの街を隈なく観光してホーチミンに戻る日の朝、出発前に少し時間があったので、もう一度ホイアン旧市街へ散歩に出かけてみました。
ホイアン滞在中、朝方に旧市街を観光したのはこれが初めて。幻想的な夜の景色も素敵ですが、夜の顔とは違った可愛い景色が朝方には楽しめます。
もし滞在中に時間があれば、ぜひ行ってみてくださいね。
見ないと損!ホイアン観光におすすめの朝
港町ホイアンの朝は早くて、8時頃に観光に出かけてみると、もう忙しく街全体が動きはじめている感じ。
仕事先へと急ぐホイアン住民のバイク通勤の姿を、たくさん見かけます。
世界遺産のホイアン旧市街エリアは車の乗り入れが禁止されていて、住民の生活の重要な足であるバイクでさえも、走行してもいい時間帯に制限があるんです。
ですから、こんな風に堂々と旧市街の中をバイクが走っているのも、また珍しい光景です。
暑い気候で暮らすベトナム住民は、気温の高い日中は緩やかでのんびりした時間を過ごしますが、朝方は活気に溢れていました。
その中に混じって、すでに観光を開始している旅行客の姿もチラホラ。
8月のホイアンは乾季で雨が少ないので、空も晴れ渡っていて爽やかです。
川のほとりで朝食をとっているのでしょうか?とても気持ちよさそうですよね。
ホイアンを最大限可愛く見せる場所は?
朝のホイアン旧市街を観光していると、やっぱりあちらこちら写真を撮りたくなるのですが、その中でも一番のお気に入りがこちらでした!
夜は、幻想的なランタンや灯籠の光に包まれてこの色合いが目立たなかったのですが、なんともカラフルで可愛い観光船。
朝方の澄み渡った青空とのコントラストがあまりにもフォトジェニックで、写真を撮らずにはいられませんでした。
トゥボン川で、「今日の観光客」を待つ姿が可憐ですね。
この観光船は、昼間は出払っていることが多いようで、日中の観光のときには気づきませんでした。観光船ですから、出入りが多いのでしょうね。
レロイ通りをトゥボン川に向かって下った場所に停泊していたので、朝の観光に出かけたらぜひ写真を撮ることをおすすめします。
信仰心熱い地元住民の姿が見られる場所は?
ベトナム国民はとても信仰熱心な仏教徒の方が多くて、至るところで静かに礼拝をする姿を見ることができます。
この日も、朝から寺院には地元住民が押し寄せていました。
観光客が多い時間帯はベトナム人以外の旅行客の姿ばかりが目立っていて、いかにも「観光地」と言った感じ。
けれど、早朝はほとんどが地元住民の方ばかりです。
これまで見てきた光景とはまったく違っていて、とても観光地とは思えない、厳かな空気が流れていました。
朝だけ見える?日本橋(来遠橋)の向こう側
日本橋(来遠橋)も、日中とは違った光景を見ることができました。
夕方以降は大勢の観光客が押し寄せるので、橋が落ちるのではないかというくらい日本橋(来遠橋)の中はスシ詰め状態。
けれど、早朝は、400年以上もの間使われてきた生活の橋としての姿を見せてくれました。ちなみに、日本橋(来遠橋)は、1,593年に日本人によって架けられたとされています。
何かを配達しているのでしょうか?そのおじちゃんの向こう側に、日本橋(来遠橋)の出口の光が見えますよ!
ホイアンに滞在中は何度もここに来ましたが、初めて橋の向こうの景色を見ました。
朝は、日本橋(来遠橋)の真ん中にあるお寺に参拝する、地元住民の方の姿が目立ちますね。
このお寺は、船の安全を祈願するために造られているからでしょうか、港町ホイアンらしさが垣間見られます。
こちらが、日本橋(来遠橋)の中に造られているお寺。
とても小さなお寺ですが、港町ホイアンの人々の生活にとっては、とても重要なお寺と言えそうです。
さて、午前中のちょっとした時間を使ったホイアン旧市街観光を終えたら、ダナン国際空港へと移動して午後にはホーチミンへ。
毎日、フォーを食べ続けてちょっと胃もたれしてきていたので(笑)、この日の夜はホーチミンのホテル近くで久々の日本食「うどん」を食べてみました。
安くて美味しかったので、またご紹介したいと思います。
と言うことで、ホイアン観光の旅行記はここで終了!
最後まで読んでくださってありがとうございます。