ベトナム女子旅行6日目/バッチャン陶器村ツアーで注意したい営業日とは?

随分長い間ハノイ1ケ所に滞在してのんびりと過ごしているのですが、さすがにこの日の朝はもう6日目だと思うと寂しい気持ちとちょっとした焦りを感じました。
まだやり残していることを後2日で終わらせるのには、十分な計画ができているのかと。

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ハノイから半日で行けるバッチャン村ツアー

さて、6日目の午前中の予定は『陶器の故郷』で有名なバッチャン村への半日観光ツアーです。前日にハロン湾から戻ってすぐに予約をして、急遽行くことに決めました。


思いついたら、行動までが早いのが取り柄です。このバッチャン村ツアーも、お願いした先は『スケッチトラベル&アオザイツアーデスク』さん。あまりに急な予約にもかかわらず、やっぱりこの日もとても丁寧な対応をしてくださいました。


バッチャン村までは、ハノイの市内から車で約30分。ハノイから本当に近いので、「ちょっとした隙間時間があるけど、でもどこへ行ったらいいのだろう?」と迷ったら、ぜひ観光してみてください。
個人でタクシーを呼んで行く観光客もいるほどで、この場合はかなり格安で行くことができます。

残念ながら英語に堪能ではなくベトナム語もチンプンカンプンの私たちは、ツアー会社のバッチャン村ツアーを利用しました。

陶器村バッチャンのツアー内容は?

この日も、私たちの完全プライベートなツアーとなりました。運転手さんと日本語を話せるガイドさん二人を、私たち女子二人が独占です。


バッチャン村に着いたら、まずはミンハイセラミック工房を見学させてもらいます。ベトナムの皆さんは本当に手先が器用で、粘土が機械に操られるかのように見事に器の形になっていきます。

しかも、すべて粒ぞろい。


陶器で有名なハノイ近郊のバッチャン村にある陶器工場


ここでも、何人かの子供たちが働いていました。みんな、小さい頃から手先を動かすことに慣れているようで、匠のように練り上げて、次々に窯へと入れていきます。


その後は、工房に隣接する『完全に日本人価格で表示された陶器ショップ』でお買い物です。普通にマグカップが1,500円とか。


陶器で有名なハノイ近郊のバッチャン村にある陶器販売店


地元の方が買うショップに行ってみたかった・・・


でも、観光客はそうしたお店に出会うことはありません。
日本のノーブランドより少し高いくらいの価格設定なので、本当に欲しいものだけを厳選して購入。あまりたくさん買っても、飛行機の搭乗時に重量オーバーで超過料金を取られますし、却ってこの価格設定で良かったかもしれません。


ここでは、店員さんがピッタリとくっついてきて売りつけられるということはまったくなかったので、安心してゆっくりと選ぶことができましたよ。

陶器村のショッピングバッグが可愛すぎ

そして選んだのがこちらのカップたち。


ベトナムハノイ近郊にあるバッチャン村の陶器店で買ったマグカップ


真ん中のトンボ柄は、16世紀のころから日本で輸入されているそうです。当時、日本人からこの柄のリクエストがあって、今でも残っているということでした。どれもどっしりとして、使い心地がいいです。


食器を買うと、こんな入れ物に入れてくれます。


バッチャン村の陶器店で陶器を購入すると現地の雰囲気を醸し出す入れ物に入れてくれる


ちょっとポロポロと藁のようなゴミが落ちますが、ベトナムっぽくてかなりテンションがあがりますね。

バッチャン陶器村は要営業日チェック!

さて、ショッピングが終わったら、車で5分ほど移動した場所にあるミンハイセラミックのテーマパークのような場所に案内されました。

このテーマパークでは、どのガイド本にも水牛車に乗るのが目玉だと掲載されています。


ベトナムバッチャン村にあるミンハイセラミックのテーマパーク

陶器で飾られた庭を散策できるミンハイセラミックテーマパークの園内


・・・が、閉まってる?
本日休業日だそうです。



え?


ではこれで本日の観光はおしまいですか?


ここで私たちは、水牛車に乗って揺られて、軽く園内の散策を楽しむ予定だったのではないのですか?



さすがにガイドさんも青ざめた様子。
私はすでに「じゃー、他に観光するところはないの?」と詰め寄っているし、そうかと言って、このあたりは他に見る場所はあまりないらしく、焦ったガイドさんが施設交渉に行くこと約5分・・・


なんと扉が開きました。


そういうものなの?と、あまりに柔軟な対応にかなり驚きながらも、いそいそと園内に入りました。すると、向こうから水牛がゆったりと身体を揺さぶりながらやってくるではないですか。


私たちのために水牛車をこの水牛が引いてくれるようで、ありがたくもまたまたプライベート状態で水牛車を楽しませていただきました。


ベトナムバッチャン村の中にあるミンハイセラミックで人気の水牛車


水牛車を楽しんだ後は、園内をぐるりと自由に散策します。


ミンハイセラミックの庭の至るところに飾られている陶器


ここでもミンハイセラミックの陶器が売られているので、さきほどの工房での買い忘れがあっても大丈夫です。


園内はとても静かで、時間の流れがゆったりしていましたよ。陶器好きなら尚さら楽しめるので、ぜひ行ってみてくださいね。

ハノイの街中ハイランズコーヒーでランチ

さて、午後過ぎにツアーも終わってNikko-Hanoi(ニッコウハノイ)ホテルに戻ったら、ちょっと一息ついてランチに出かけることに。そろそろベトナムの味に飽きてきた娘のために、オペラハウスの隣にある「ハイランズコーヒー」でパスタを食べることにしました。


ベトナムハノイのオペラハウス隣にあるハイランズコーヒー


娘が注文したコカ・コーラが真っすぐに立たないなと思ったら、底がこんなことに。


ベトナムのハイランズコーヒーで注文したコカ・コーラ


でもお店のスタッフも気にしません。

だって、真っすぐに立てたつもりだから(笑)

いいですね、こういうアバウトなところ。アジア圏の旅行はこんなところが好きです。


食後にコーヒーを注文しましたが、ここでも安くてとても美味しいコーヒーをいただけました。さすがベトナム!

知っておくと便利!ハノイ市内の交通事情

ところで、ニッコウハノイホテルからハイランズコーヒーまで、またまた一悶着あったんです。

ニッコウハノイホテルに一番よく出入りしているタクシーはPCタクシー。少し料金が割高のタクシーなのですが、タクシートラブルが多いハノイではPCタクシーの信頼度は抜群です。

しかも、英語が流通していないベトナムの中で、PCタクシーの運転手さんは英語も話すので便利です。


そのPCタクシーに乗り込むときに、ドアマンを通じてベトナム語でハイランズコーヒーの場所を地図で示しながらしっかりと行き方を伝えてもらったのですが、ハイランズコーヒーの近くまで来ても運転手さんが止まらない!


料金稼ぎのためではなくて本気で迷っていた様子なので、「ここです!」と指をさして教えてあげたのに、「いや大丈夫、もうちょっとあっち」と言いながら、通り過ぎてしまいました。


結局、ハイランズコーヒーの向かい側のワンブロックを一周して、またハイランズコーヒーまで戻ってきた状態。せっかく教えてあげたのに、迷って戻ってくるなんて!


「さっきここを通りすぎるときに4万ドンだったから、それ以上は払わない」と言って、4万ドンだけ渡して降りたのでした。


でも、実はハノイの街中は一方通行が多いということを後で知りました。多分このとき運転手さんもハイランズコーヒーの入り口にピタリと着けるために、一周して向きを変えてきてくれていたんですね・・・


大変申し訳ありません。


そしてさらに、後でこの差額を考えてみたら、最終的にハイランズコーヒーへ辿り着いたときは6万4千ドンほどで、これは日本円にして多分100円くらいの差。

私は、一生懸命運転してくれる運転手さんから、100円をねぎってしまったのでした。


ベトナムドンって、無駄にゼロが多いですよね。せめてゼロ1つくらい、取った方がいいんじゃないでしょうか?と、ちょっとベトナムドンの表示のせいにして反省した一日だったのでした。


翌日は、ハノイで人気のマッサージ店をご紹介。ニッコウハノイホテルスタッフのおすすめ店だったこともあって、かなり優良なマッサージ店だと思います。

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