ベトナム女子旅行4日目/ハロン湾1泊ツアーで巡る観光場所は?

ハロン湾クルーズ1泊ツアーでとても楽しみにしていたのが、世界遺産の美しい海に浮かぶ水上村の観光です。日本とはまったく違うスタイルでの暮らしを知ることができて、私も娘もとても貴重な観光の一つとなりました。

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ハロン湾に浮かぶ静かな水上村を観光

水上村と聞いたとき、最初は海面にせり出すように床板を張って、その上に家を建てているのかと思ったのですが、ハロン湾の水上村では完全に海の上にイカダのような床をつくり、その上に家を建てています。


ハロン湾の静かな海面を利用して浮かべられている水上村の個人宅


これも、波のない静かなハロン湾だからこそできることですね。

水上村は住む人々は、一応陸地にも家や土地を持っているそうですが、穏やかなこの海の特徴を上手に利用したハロン湾の上での暮らしがメインだそうです。そして、完全に海の上で生活が完結するように、銀行や学校までがそろっています。


ここは、水上村の子供たちが通う学校です。ちょっと遠めにしか撮れなかったのですが、中は子供が楽しく過ごせるようなかわいい飾りが見られました。幼稚園の機能もあるのかと思えるようでしたよ。


世界遺産ハロン湾に浮かぶ水上村にある学校


それからマーケットの機能も持っていて、水上村の生活を支えています。こちらが、各家庭を回って生活に必要なものを販売する小舟ですね。


ハロン湾の水上村で生活する人々を支えるマーケットの小舟


運よく、丁度建築中のお家を見ることができました。近所の方が総出で手伝うそうです。少し前の日本も、こんな風に近所の方同士での助け合いが盛んに行われていたんでしょうか。古き良き時代って感じです。


ハロン湾に浮かぶ水上村では、個人宅の家を周囲の人たちが協力して建築する


それぞれの家のほとんどが、軒先にハンモックを吊るしてありました。ハロン湾の静かな風に揺られながらの昼寝はとても気持ちよさそうですし、急に思いついたのか、突然目の前の海に飛び込む子供たちの元気な姿も印象的でした。水泳は、どの子も得意になりそうです。

心が豊かになりそうな水上村の子供たち

小規模な村なので、多分どこの家の子供かなんてみんなで把握しているくらいだと思います。自由に隣近所を行き来する子供たちは、大人全員の目に守られて成長しているんだろうなということがヒシヒシと伝わってくるほどです。人の温もりに囲まれて感情豊かに成長できる気がします。

けれど、物質的には決して豊かではないので、子供たちの学習道具も不足していますし、生活環境は限定的だから、一生のうちで一度もこの村を出たことがないということも珍しくないそうです。

何も不自由を感じないほどの物に恵まれた土地での暮らしがいいのか、他人ながらも支えあう人をいつも身近に感じられる水上村での暮らしがいいのか甲乙はつけられませんが、ただただ、心を洗われるような感動を覚えました。

水上村観光がツアーに入っているなら

もし、ハロン湾の水上村に観光に来ることがあれば、ぜひノートや鉛筆などをお持ちくださいとガイドさんが案内していました。無理をして新しいものを購入することはないと思います。あまりにも使い古しはちょっと考えものですが、少しだけ使ってそのままになっている鉛筆や消しゴムなどは、きっと喜ばれると思います。

知っていれば、私も持参したのですが・・・

ハロン湾観光ツアー第2スポットの鍾乳洞

そのほかハロン湾上での観光には、鍾乳洞がありました。クルーズ船によっては3か所くらいの洞窟を観光するようなのですが、ジャスミンクルーズではティエンクン洞窟の1か所です。

中は意外と広さがありました。湿度が高くて蒸し暑いからなのか、バナナが生息していたのが印象的。洞窟にバナナって、日本では見たことがないです。


世界遺産ハロン湾にあるティエンクン洞窟の中にはバナナが生息する

ハロン湾1泊ツアーでの最高のイベントは?

ジャスミンクルーズ船から小さなボートに乗り換えて観光名所を周遊したら、夕暮れを迎える随分前の明るい内にクルーズ船に戻ります。


なぜならば、いよいよハロン湾でのハイライトの一つである日没を迎えるからです。船上で迎える夕暮れ時が、ハロン湾観光ツアーのイチオシでもあるほど人気なんです。

少しずつ沈みはじめる夕日を、宿泊客はドリンクを片手にデッキで迎えます。波のない穏やかな海にオレンジ色の太陽の光が照らされて、ゆっくりと夜を迎えるこの時間がもっとも神秘的で、優雅なひと時なのではないでしょうか。


こちらは、私が知らない内に娘が撮影していた一枚。沈む夕日の速度は予想外に早いので、一瞬のチャンスを逃さないようにしたいものです。


ハロン湾の海に静かに沈んでいく夕日は、ハロン湾観光ツアーの中でも一番の見どころとして有名


ふと気づくと、周りにもいつくかのジャンク船が停泊していました。お互いのジャンク船同士が気にならない程度の一定の距離感を保って、静かに漂っている光景がさらに贅沢さを感じさせます。一日の最後に一番綺麗な光を放っている夕日も素敵ですが、海面に映りこむ周りのジャンク船の灯りも、さらにハロン湾を神秘的なものにしていきました。


ハロン湾の夕暮れ時を優雅に迎え入れるジャンク船たち。

ジャスミンクルーズのディナータイム

そして、太陽が西に沈んだらディナータイムのはじまりです。やはりブッフェスタイルなのですが、5月から10月頃までのシーズンはシェフがデッキでバーベキューを賄ってくれます。これがまた、船上での優雅な時間にさらに拍車をかけてくれます。


ハロン湾ジャスミンクルーズ船でのディナータイムはブッフェスタイル。


周りのグループはゆったりと大人の時間を過ごしていますが、私のお相手は小学生・・・(笑)少し雰囲気が違いながらも、私たち親子も非日常のゆるやかで贅沢な時間を過ごしました。


小さい頃からホテルに泊まることが大好きな娘は、今回は普段の宿泊とは違うスタイルに興奮して、日本を出発する前から「この日は一日中起きてるからね!」と、鼻息荒く気合を入れていたのですが・・・

かわいそうに、9時には完全に夢の中に入っておりました。


昼間の観光では陽ざしが強かったので、暑さで体力を奪われすぎたのでしょう。私もかなり体力を消耗していて、同じく9時半には完全に寝てしまいました。

なぜだか、悔しい。。。


そして、ジャスミンクルーズ船は夜明けを迎えます。この朝焼けもまた、ハロン湾クルーズの魅力の一つです。

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