4年ぶりに、フィリピン旅行をしました。そして、これまた4年ぶりに思春期の長女との女子二人旅。
前回は、当時まだ小学生だった長女とミンダナオ島のダバオに親子留学をしましたが、このたびはセブ島への5日間の旅です。
さすがに今回は長女も自分の身の回りのことは全部自分でできるので、随分と楽な旅でしたよ。
それにしても、5日間はやっぱり短い!でも、短時間だからこそ、今回も中身の濃い旅ができたとも思います。
今回も、ホテルやツアーの利便性などを中心に、セブ島の旅記録を綴ってみたいと思います。
Contents
JAL機内食のデザートに感激!理由はコレ!
さて、成田を飛び立って最初の楽しみと言えば機内食。
海外に旅行し始めて、すでに25年・・・。
当時は“The・お弁当”と言った感じの、あまり食欲のそそる見栄えのものではなかった記憶がありますが、どんどん美味しくなっていきますね。
見た目も年々良くなる感じで、今回も全部いただきました。
味もしっかりしているし、これから行く現地のイメージを膨らませつつ、日本の味も忘れないと言った組み合わせが嬉しいです。
そして・・・
今回も、JALはやってくれました!
ハーゲンダッツ、丸ごと1個です。
JALは、時々ハーゲンダッツとのコラボをするようです。
これは女子旅には嬉しいです。
長女のテンションが一気にあがったのにつられて、年齢忘れて私も大はしゃぎ(笑)
乗り継ぎ注意!時間がかかるアキノ国際空港
今回もマニラでの乗り継ぎだったのですが、初めてマニラ空港のターミナル間の移動を経験しました。噂には聞いておりましたが、なんと車で10分くらいはかかります。
私たちの移動パターンは、JALでターミナル1に乗り込み、ターミナル2でセブ航空へ乗り換える・・・と言った感じ。
マニラの町中と言えば交通渋滞が激しいので、乗り継ぎ時間が短いと結構焦ってしまいそうです。
こちらは、ターミナル2へ移動中に見えたマニラの町並みです。
生憎雨が降っていましたが、車での移動だったので特に問題なし。
町角にはトライシクルも見えますよ。
ダバオ滞在中は、ほぼ毎日のようにお世話になりました。
運賃が格安なので、タクシーに乗るほどの距離ではないけれど歩けないという程度を移動するときに、とても便利なんです。
フィリピンを訪れたら、ぜひ旅の思い出に利用してみてくださいね。
フィリピンに持ち込めるのは何ペソまで?
さて、ターミナル2に到着すると、ここは何度か利用したことがあったので懐かしさが溢れました。でも、それとは相反して、ついこの前来たような不思議な感覚にも・・・。
年月が過ぎるのは早いです。
プチ情報として、フィリピンペソは1万ペソまでしか国内に持ち込めないので、それ以上のお金はこのターミナル2で両替しました。
上の写真で、奥側に見える青い看板の右手に両替所があります。
日本で言う、保安検査場の手前になります。両替レートは空港がいいと情報収集していたのでここで交換しましたが、あまり変わらないと思います。
むしろ、安全に交換したければ空港で・・・くらいの気持ちで利用する程度でしょうか。
ただ、マクタン・セブ国際空港は特別なのか、レートがとても悪いと聞いたので、ダイレクトにセブ島入りする場合は、セブ空港での両替を避けた方がいいと思います。
後でご紹介しますが、セブ島でお世話になったガイドさんにお願いすればよかったと思いました。
そうそう、この日はまたもや珍しい光景を目にすることになりました。
セブ航空の機内に乗り込み、「いよいよ次はセブ島!」とワクワクしていたのですが、待てど暮らせど出発しない。
ボーディングゲートからは離れて少しずつ滑走路へ向かってはいるのですが、多分、離陸までに1時間はかかりましたね。
・・・ということは、誰かが遅刻したわけでもなく何が原因?と思っていたら、遅れている要因にあたるものが窓の外に見えてきました。
ご遺体をお迎えするセレモニーです。
テレビでは見たことがありますが、リアルにお目にかかったのは初めてです。
大切に掲げられて移動する棺は、厳かな雰囲気の中で迎え入れられていました。
少し重々しい空気が機内に流れつつも、その後無事に私たちの機は飛び立って、なんとか明るい内にマクタン・セブ国際空港に着陸!
こちらは、19時頃のマクタン・セブ国際空港の雰囲気です。
国際空港だけに、人の往来は多いですね。
荷物から目を話すのは絶対に危険ですが、治安は良さそうです。
朝9時半に成田を離陸しホテルに20時入りというロングな旅程でしたが、そこは女二人旅。
ホテル入りしてからも元気いっぱいです。
荷物をそこそこに、さっそくホテルを散策して、初日はプールサイドでサクッと夕食を取ることにしました。
絶対女子ウケ!スタイリッシュなホテルとは?
今回利用したホテルは、マクタン島にあるモーベンピックホテルマクタンアイランドセブ。
白を基調にしたとてもモダンなデザインで、清潔感は抜群です。
ちょっとフィリピンっぽくない感じがするので、超南国の空気を満喫したい!という方には向かないのですが、全体が白色で統一されたこの空間が、とても開放的な効果を出しています。
そして、5つ星で紹介されていることが多いだけあって、スタッフの対応もどこに行っても申し分なし。
お一人だけ、ツアーデスクに「あれ?」という方はいらっしゃいましたが、その他ではどこも、私たちの拙い英語をなんとか理解しようとし、わかるまで根気よく話してくださいます。
ときには、地図まで丁寧に描いて持たせてくれるという親切ぶりです。
嬉しいかぎりですね。
コンシェルジュデスクは見当たらず、ここまでの対応をフロントスタッフがしてくださるのは最近ではお目にかからなかったので、とても印象的。
ドアボーイまでもがコンシェルジュと言った対応ぶりです。
日本語を話せるスタッフはいませんが、なんとか伝えようとする意志があれば、例え英単語しかしゃべれなくてもどうにでもなる!そんなホテルでした。
モーベンピックホテルマクタンアイランドセブは、いつも利用しているBoolong.comで発見。
結構、日替わりでおトクな情報が出てくるので、毎日チェックしましたが、その甲斐あって快適なホテルが見つかりました。
ちなみに先ほどドアボーイと書きましたが、“開放感”がコンセプトなのか、嵐でもこない限り実はエントランスにドアはありません。
常に、左右に大きなガラス戸が畳んで閉じられている状態で、心地よい風が建物のロビーを吹き抜けていきます。
戸外と内部の区別がつかないような造りで、深夜の静まり返ったロビーに座っていると、雑多な日常ではまず味わえない心の癒しを取り戻せますよ。
なんとも心地いい風に、開け放されたロビーで思わずウトウトしてしまいそうになります。
果たして大丈夫?ホテルのセキュリティー
そして何より、「深夜にこんなに開放していて大丈夫?」と思われるかもしれませんが、それだけセキュリティが強化されているのだと思ってください。
と言うのも、まずホテルの敷地への入り口がたったの一つ。
建物ではなくて、「敷地」です。
ホテルの敷地の他の場所はグルっと塀や植物で囲まれていて、ビーチ側も隣りの敷地からの侵入がまず難しい造りでした。
海を泳いでこられたらちょっとアウトですけど。
これは、以前利用したセブホワイトサンズホテルも同じ造り。
海外からの旅行者が多いマクタン島の海に面したホテルは、同じような造りでセキュリティ強化をしているのかもしれないですね。定かな情報ではないですけど。
この唯一の入り口には、常に警備員が3~5人ほど立っていて、入ってくる車の車体下に大きなミラーをかざしては不審物を隠していないかを丁寧にチェックしてくれます。
そして、大きなワンコ1匹も目を光らせる・・・。
このワンコは真っ黒なラブラドールなのですが、不審物を探知するのに一役かっているそうです。
車のドアを警備員に開けてもらうとクンクンと中の匂いを嗅ぎ、不審物が積み込まれていないかをチェックしているとか。
ドゥテルテ新大統領になってから強化されたのかもしれませんが、そう言えば空港や町中のモールなどでも入り口に探知犬が必ず立っている光景を目にしました。以前は見かけなかった気がします。
とてもホッコリする話としては、モーベンピックホテルのワンコは4交代制になっていて、きちんと休憩時間を与えられているとのこと。
動物に優しいホテルだから、お客様にも行き渡った対応ができるんですね。納得です。
話は大きく反れましたが、こんな環境なので女二人旅でも安心して滞在できました。
夜中でも、日中と同程度にスタッフの存在を感じることができることと、なんとなくこの開放的な造りが死角を減らす効果もあるように思えます。
私たちが滞在したときは、日本人の利用率と同程度に欧米人がいらっしゃる雰囲気。
そしてそれ以上に韓国の、しかも若い人たちに、モーベンピックホテルマクタンアイランドセブは大人気といった感じでした。
週末に重なるとかなり賑やかさを増しますが、全体的に大人の空間を楽しめます。
そして、明日はいよいよセブ島でのマリンスポーツ全てがまとめて楽しめるというスポットへお出かけです。