京都観光2日目のこの日は、清水寺から八坂神社までの、徒歩での散策を選んだ私たち。
その最終地点にあたる、下河原通りの京都らしい風情に溢れた佃煮のお土産屋さんを出ると、もう目の前には八坂神社の鳥居が見えていました。
お土産屋さんでいただいた温かいお茶で冷え切った身体を温めて、下河原通りの突き当りに見えている八坂神社の南桜門(みなみろうもん)前に立ちます。
ここに来て、初めて知った八坂神社の参拝の仕方・・・。
危うく、間違えた方角から入るところでした。そんなことも含めて、八坂神社をご紹介します。
祇園祭りを執り行う古社・八坂神社
京都の佃煮「京ぎおん・下河原やよい」から徒歩1分ほどで、いよいよ八坂神社の南桜門に到着です。
【下河原通にある佃煮のお土産屋さん“京ぎおん・下河原やよい”】
清水寺から直線距離にすると大したことはないのですが、あちこち散策したりランチをしながら進んだので、徒歩で3時間くらいはかかったかもしれません。
けれど、もっと祇園界隈を楽しもうと思うと、まだまだ時間は足りず。
清水寺と八坂神社での参拝までを含めると、丸1日コースで計画を立てたいところです。
そして、京都観光の2日目の最終地点に選んだ八坂神社。
この八坂神社は、京都を代表する祇園祭を執り行う、大切な神社なのです。
祇園祭こと「祇園さん」とは、八坂神社の愛称。ですから、八坂神社の例大祭が祇園祭と呼ばれているんです。
1.八坂神社に秘められたパワーは?
八坂神社に参拝をすると、縁結びのご利益をいただけるそうです。
一緒に参拝した我が家の女子高生も、何やら必死にお願い事をしておりました。
舞妓さんも慕っている八坂神社には、美容の神様「美御前社」があって、2~3滴を肌につければ身も心も美しくなるとされる神水が湧き出ています。
ここで身を清めて心安らかになることで、好きな人の心を射止めることができるのでしょうか。すべてが縁結びに繋がっていそうなところが素敵ですね。
そして、八坂神社は京都の中でも大切な役目を果たしていて、かの有名な祇園祭を執り行う古社でもありました。
また、本殿の下には龍がすんでいるという伝説も。
もし八坂神社が「龍穴」の上に位置しているのであれば、素晴らしいパワースポットと言えますね。
そのためか、厄除けや商売繁盛を願う参拝者も多く訪れるそうです。
2.八坂神社の正しい参拝ルートは?
清水寺から徒歩で八坂神社まで移動すると、自然と八坂神社の「南桜門(みなみろうもん)」の前に到着することになります。
実はちょっと分かりづらいのですが、八坂神社の表玄関はこの「南桜門(みなみろうもん)」になるのだとか?
間違いやすい理由は、大きな四条通りの突き当りにそびえ立つ、朱色の「西楼門」がとても美しいため、参拝者の多くは「西楼門」を表玄関だと思ってしまうそうなのです。
実際に行ってみると、外国人も含めたものすごい数の観光客が、この「西桜門」の前で記念撮影をしていました。
とても賑わっていて、華々しい雰囲気です。
けれど、神社への参拝は、正門から入って参道を通ることでご利益をいただけるとされているので、「西桜門」は八坂神社の神様へのご挨拶の後に使う裏門として通るといいですね。
ただ、「西桜門」は定番の撮影スポットになっているので、神様へのご挨拶が終わった後は、たくさん写真を撮らせていただくといいでしょう。
八坂神社へのアクセス
表玄関のことについては、八坂神社にお参りをして初めて知ったことだったのですが、たまたま清水寺から徒歩で八坂神社まで移動したので、残念なことにならずにすみました。
ぜひ、八坂神社を参拝するときには、「南桜門」を目指してくださいね。
京阪本線の祇園四条駅から、四条通を通って八坂神社に向うと、目にも鮮やかな朱色の立派な門が見えてきます。
この朱色の門が、裏門の「西桜門」です。
そのまま、「西桜門」の前を東大路通沿いに右手に進んで、一本目の道を左に入ると、徒歩1分ほどで「南桜門(みなみろうもん)」に到着。
それが、八坂神社の表玄関になります。
さて、京都観光2日目での、清水寺から八坂神社までの徒歩の旅が終わりました。
最終日の3日目は、SNSで有名になって今や世界中から観光客が押し寄せていると言われている、伏見稲荷大社を参拝します。
その後、午後からの時間がスッポリ空いた私たちが、思い付きで目指した場所は銀閣寺。
この銀閣寺界隈での気まぐれ旅でも、とても素敵な癒しスポットを見つけたんです。
次では、伏見稲荷大社で混雑を避けてしっかりと参拝できるおすすめ情報や、伏見稲荷大社から銀閣寺までの簡単アクセス方法などをご紹介しますね。