徒歩散策が絶対おすすめ!清水寺から八坂神社間の素敵な旅路-その1

京都女子二人旅の1日目を嵐山周辺で楽しんだ次の日は、清水寺から八坂神社までを観光

出発地点の清水寺から八坂神社までは遠いようで、散策には丁度良い距離だったので、観光しながら徒歩で移動することにしました。


と言うのも、道中にある二年坂ねねの道の景観が美しく、素敵なお店が集結してもいそうだったから。


1日目に嵐山を着物姿で観光して、予想外に大満足した我が家の女子高生は、翌日のこの日もまずは着物をレンタルしてみることにしました。

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京都駅から徒歩2分!人気で安い着物レンタル店

1.京都華かざりの料金設定


前日の嵐山観光でレンタルした着物は、事前のリサーチもなくその日に思い付きで飛び込んだため、少し割高な料金になってしまいました。


レンタルした着物グッズや着付けの仕上がりには大満足だったのですが、やっぱりできるだけ安い料金ですませたいところですよね。



そう思って、京都旅行2日目のこの日にレンタルする着物は、前日の夜にwebから予約。

見つけた着物レンタルショップは、京都駅から徒歩2分ほどの場所にある、「京都華かざりでした。


京都駅から徒歩2分ほどの場所にある、着物レンタルショップ「京都華かざり」


やっぱり、webで予約をしておくと、随分とリーズナブルになりますね。

「京都華かざり」では、


  • ベースになる着物レンタル料金(草履やバッグ込み)が1,980円
  • 羽織やかんざし、髪飾りなどの小物レンタル料金が各500円
  • ヘアセットが1,500円


この日も極寒の京都だったので羽織も借りて、髪飾りと合わせてトータル約4,500円となりました。



前日に飛び込みでレンタルした「夢京都」の約7,000円よりも、グッと安い料金に抑えることができました。

2.京都華かざりの人気度


京都駅から徒歩2分ほどの場所にある「京都華かざり」は、とある建物の2階にありました。


この日は1日中和装を楽しもうと思って、朝10時に予約

時間通りにお店に行ってみると、あまり広くはない部屋に、所狭しと着物や小物が並べられていて、順番待ちの女子たちで溢れかえっていました。



その雰囲気は、ちょっとした舞台裏を思わせます。


まるで、流れ作業のように、着物を選んで着つけてもらい、小物を選んで装着完了!
ヘアセットを済ませたら、サッサと料金を払って、荷物を預けていざ出発!


と言った感じです(笑)



けれど、部屋が狭いと言うだけで、着物などの点数は相当数あって、混雑する午前中の雰囲気もこんなものなのでしょう。


それよりも、若いスタッフの方々が、次々と手順よくお客さんに着付けをして誘導していく様子に、感心すらしました。



レンタル料金は安いし、京都駅からも徒歩で行けて激近ですし、スタッフの方も若いながら対応はしっかりしているし、なかなかおすすめの着物レンタルショップ。

なんと言っても、料金設定が明確なところが安心ですね。



利用するときは、ぜひ前日までにwebで予約をして行ってみてください。

私は、前日の深夜12時近くに予約をしたのですが、翌朝10時の順番を取ることができました。


京都駅から徒歩2分ほどの場所にある着物レンタルショップ「京都華かざり」の着物

京都駅から清水寺までの混雑状況

京都駅から清水寺まではバスで行くつもりだったのですが、京都駅のバス停に行ってみると、驚くほど長蛇の列が。


年の瀬迫る、12月28日の午前中は、そんな混雑状況でした。



立ったまま清水寺まで行く程度なら別に問題ないのですが、おそらく東京の満員電車の如く、お尻から入って行かないと乗り切れないのでは?という混雑ぶり。


着物姿でそれは厳しいので、迷うことなくタクシーを利用することにしました。



京都駅から清水寺までのタクシー料金は、約2,000円

道の渋滞はなく、スムーズに清水寺の正門「仁王門」に到着です。

清水寺の混雑状況

年末年始で冬休みと言うこともあって、清水寺は観光客でかなり混雑しているのかと思っていましたが、予想していたよりは少なかったです。


予想していたほどは混雑していなかった年末の清水寺の雰囲気


と言うのも、今清水寺の舞台が大改修中だからかもしれないですね。



重要文化財を含んだ工事のためゆっくり進める必要があるようで、かなり長い期間をかけて改修しているようです。


改修工事の終了は、2021年だとか。


しばらくは、舞台全体の写真を撮ることができないので、絶対に清水寺の舞台全体像を見たい!と思われたら、後3年お待ちくださいませ。



そうは言っても、工事をしている舞台を通過することはできますし、参拝にも問題ありません。清水寺から眼下に広がる壮大な景色の写真もバッチリです。

清水寺から八坂神社への徒歩の旅

そして、この日一番の楽しみにしていた、祇園界隈の「二年坂」や「ねねの道」の散策です。


何度か京都観光に来たことはあるものの、なぜか祇園散策は初めて。
いつも観光本を眺めながら憧れていたので、念願が叶いテンションが上がります。


清水寺から徒歩で移動した先にある「産寧坂」


清水寺を出たら徒歩で「産寧坂」を目指して、そこから「二年坂」に入っていきます。
この辺りはいかにも古都の街並みと言った感じで、どこを写真に撮っても楽しい。


京都らしい可愛くて粋な小物のお店や飲食店も、選ぶのに困るほどゾロリと並んでいました。


清水寺から徒歩で八坂神社に向かう途中にある京都の粋な雑貨屋さん

1.二年坂でおすすめランチ・京湯葉丼


そろそろ小腹も空いてきたので、憧れの二年坂でランチタイムを取りたいと思いました。


清水寺はそんなに混雑していなかったものの、二年坂界隈は散策する観光客で賑わっています。

ランチタイムから少し時間がズレた3時頃だったのですが、どのお店も列ができていました。


そんな中でランチ用に見つけたお店は、こちら。


京都の二年坂にある釜座二年坂店


釜座二年坂店です。


引き戸を開けた左手に待合席があって3組ほど待っていたのですが、15分ほど待つだけで中に入ることができました。



釜座を選んだ理由は、外にあったメニュー表の「京湯葉丼」がとても美味しそうだったから。


京都の釜座二年坂店で食べられる京湯葉丼


こちらのセットで1,200円です。

ご飯の上一面に敷き詰められた湯葉の上にたっぷりのあんかけが掛かっていて、極寒の京都観光で冷え切った身体を一気に内側から温めてくれます。


美味しいですし、温まるし、そして何よりお手頃価格なので、おすすめの一品です。



その他に、釜座では和のスィーツも楽しめるようで、生麩のみたらし1本400円や、抹茶フロート600円など、魅力的なメニューがいくつもありました。

2.京都観光の憧れ・舞子体験処


さらに徒歩で八坂神社に向かって進んでいくと、ほどなくして「ねねの道」へ。


ねねの道に建つ京都風情のある建物


ねねの道から、八坂神社の南桜門(みなみろうもん)へと続く下河原通へ下る坂道の途中に、舞妓さんを体験できる「舞子体験処・ぎをん彩というお店を見つけました。


ねねの道から、八坂神社の南桜門(みなみろうもん)へと続く下河原通へ下る坂道の途中にある舞子体験処・ぎをん彩


やっぱり舞子体験ともなるとお値段もかなりのもの。


  • 舞妓の衣装を身に付けて部屋で写真を撮るのに11,500円(所要時間2時間半)
  • 坪庭散策付きだと12,500円(所要時間2時間半)
  • ちょっと外を散策するプランだと13,500円(所要時間3時間)


となっていました。



この所要時間は、着つけから写真撮りまでの時間も含まれているので、自由に写真撮影ができるのは正味10分くらい。

徒歩で戸外を散策するプランは、所要時間が60分ほどです。



悩みどころですけど、もし舞妓さん体験ができたら、女子にはとても素敵な思い出になりそうですね。



ぎをん彩」も、webから予約をしておくと少し割安になるようなので、舞妓体験をしようと思ったら事前にチェックしておくのがおすすめです。

3.京都風情たっぷりな店構えのお土産店


「ねねの道」から、八坂神社の南桜門(みなみろうもん)前に続く下河原通に出ると、これもまた京都風情に溢れた小粋な佃煮のお土産屋さん「やよいに出会いました。


清水寺から八坂神社まで徒歩で移動する途中にある佃煮のお土産屋さん「やよい」


佃煮などのお土産が上品に並べられていて、当然ながら試食もできます。

品のいい味付けに魅了されて、いわし美人(70g約15匹入り/756円)しいたけ(100g/1,080円)を購入。


京都のお土産屋さん「やよい」で買った佃煮


「いわし美人」は、生柔らかく乾燥させたイワシを花かつおの粉で包んだもので、「しいたけ」は、一口大のしいたけを佃煮にしたもの。どちらもご飯のお供にピッタリです。



お土産品を購入したお客さんには、温かいお茶が振舞われます。
京都らしい和の造りが素敵な休憩所に座って、しばしお茶をいただきます。


やよいでは購入したお客さんにお茶が振舞われる


佃煮のお土産屋さん「やよい」では、店内の奥に「和カフェ」があり、じゃこパスタ1,390円やお茶漬け膳1,390円、茶々ゼリーパフェ720円、ドリンク520円~などもいただけるようです。



落ち着いた雰囲気の店構えなので、ゆっくりと大人の時間を楽しめそうですね。



そして、やよいを出ると、いよいよ2日目の最終地点である八坂神社に到着です。


実は、八坂神社の参拝ルートをよく確認せずに行った私たち。たまたま清水寺から徒歩で向かったので、間違えずにすみました。

そんな八坂神社の正しいお参り方法御利益などを、次ではご紹介したいと思います。

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