京都の嵐山に到着すると、周りには雅な着物を身にまとった女子がたくさん。
想像していた以上に、着物をレンタルして楽しむ観光客が多いことに驚きです。
そうなると、我が家のオシャレ真っ盛りの女子高生も、やっぱり着てみたくなりますね。
日頃から、和服には憧れていたこともあって、当日の飛び込みではありますが、ちょっと着物レンタルに挑戦してみることにしました。
当日でもOK!嵐山の着物レンタル事情
着物レンタルと言えば、数日前から日程を決めて予約をするのが一般的。
ですので、当日の飛び込みでどこまで対応してもらえるのか、はたまた門前払いなのかは全く不明・・・。
けれど、嵯峨野線の嵯峨嵐山駅から渡月橋あたりまで移動する間に見かけた着物レンタルのショップの看板には、とてもライトに借りられそうな文言が踊っています。
そこで、とにかく入って聞いてみることにしました。
見つけた着物レンタルショップは、渡月橋から徒歩1分ほどの好立地にある「夢京都」。
一本裏の道に入った場所にひっそりとお店が構えられていましたが、造りはキレイで安心できそうな雰囲気です。
他で見かけた安っぽさがないのが気に入りました。
扉を開けると、いきなり3人くらいのスタッフが出迎えにきてくれるではないですか。
そうか、もう時間は1時頃だったので、着物レンタルの一番忙しい時間はすっかり過ぎているんですね。
そんな状況だったので、当日の着物レンタルもなんら問題ないとのこと。
どんな種類があるのか、まずは着物選びから始まりました。
当日飛び込みの着物レンタル、そのお値段は?
表の客寄せ用の看板には、着物レンタル1,980円からなどとあったのですが、実際には子ども用。
3,000円コースだと、かなり質素な色味と素材の着物に帯だけ、帯締めまで付けると4,320円・・・と、どんどんセット価格は上昇していきます。
このあたりは予想していたとおりでした。
せっかく着るのに、あまりに惨めな素材だと悲しい。
しかも今日は、雪がチラつく、しびれるような寒空です。
ヘロヘロの風呂敷のような着物だと、寒さに耐えられません。
そこで、羽織までついているという、5,400円のプランをチョイス。
夢京都さんのメニューでは、「フルコースコーディネートプラン」になります。
しかも、5,400円コースになると、オシャレなデザインをあしらった半襟を選ぶことができるんです。
【半襟がオシャレになると一層華やかな雰囲気に】
そして、別料金になっているヘアセット(髪飾り込み)1,600円をつけて、総額7,020円(税込み)となりました。
ん?
20円ってなんだろう???(笑)
結果的に、やっぱり当日飛び込みは、若干、割高な経口に。
きちんと計画を練って、前日までにwebから予約をしておくのが一番です。
それにしても・・・
観光用の遊び着のレンタル着物にしては、なかなかしっかりした仕上がり。
親子でテンションが上がります!
【足元を飾る草履の鼻緒もオシャレ】
とは言え、前回のページでもご紹介しましたが、母は介助で着物は着ず。
私は帰宅すれば好きなときに着れるので、ここは経費削減のために長女だけが着物レンタルを楽しみます。
嵐山でおすすめの着物レンタルショップは?
なんだかんだと割高に仕上がってしまいましたが、当日飛び込みだったので仕方ありません。
それを抜きにしても、私たちが利用した着物レンタルショップは、なかなかおすすめでした。
着物をレンタルした「夢京都」の店員さんは皆さん丁寧で優しい接客ですし、着付けをする部屋も呉服屋さんっぽい清潔な佇まい。
一番混雑すると思われる午前10時前後の様子は分かりませんが、私たちが利用した午後1時頃だと、かなり広々と着付けてもらうことができました。
しかも、この日は急に寒さが厳しくなったこともあって、なんと夢京都さんではストールまで貸してくださいました!別料金なしで。
さらに、足袋も無料で2枚重ねに。
とてもありがたいですね。
おかげで、長女は、観光の道中にまったく寒さを感じることがなかったようです。
当然ながら荷物も預かってくれるので、手ぶらで行って着付け後はそのまま嵐山観光へ出かけられます。
17:30頃までに夢京都へ戻れば良いので、嵐山を半日コースで観光するにも便利でしたよ。
そして、いよいよ嵐山の観光へ着物を着て出発!
さっくりと3時間ほどのコースで観て回ったので、次では半日のおすすめモデルコースをご紹介しますね。