年末の極寒の時期に訪れた京都での女子二人旅。
長女と二人、ぶらりと2泊3日の京都観光を楽しみました。
早朝のjal日本航空で羽田を出発し、伊丹空港から京都入りした1日目のこの日は、10時頃に宿泊先のホテルへ到着。荷物を預かってもらって、早速京都の嵐山観光へ出発です。
京都へは何度か行ったことがあるものの、嵐山はお初。意外に半日コースでも十分楽しめる、素敵な場所でした。
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女子ウケ間違いなし!清潔感ある格安ホテル
宿泊先の京都タワーホテルアネックスは、JR京都駅から徒歩2分という好立地。
部屋は狭いものの、清潔感や明るさ、アメニティーの充実度に各種設備の使い勝手はとても良くて、かなり女子ウケするホテルだと思います。
なんと言っても、アロマの香りがふんわり漂うのが嬉しい。
これで、1泊8,500円。
1泊の宿泊費なので、2人で泊まっても8,500円です。
最近は、外国人観光客に合わせて、「1泊いくら」の設定のホテルが増えてきましたね。日本は、「1人1泊いくら」が主流で、かなり割高ですから。
その点、京都タワーホテルアネックスは安くて、出張や学生さん同士の旅行などにはかなり人気が高そうです。
京都駅から嵐山までの行き方
重たい荷物をホテルへ預けたら、京都駅から山陰本線(嵯峨野線)で嵯峨嵐山駅を目指します。
時間は午前11時頃で、車内は乗車率100%以上の混雑ぶり。
始発の京都駅では、出発までの待機中の乗客を冬の寒さから守るために、ドアは手動で開閉する仕組みになっていました。
開けたら忘れずに閉めましょう。
乗車して待つこと約10分で、京都駅を出発です。
京都駅から目的地の嵯峨嵐山駅までは約16分。意外に近くて驚きました。
今回の京都観光は、12月27日から29日を利用したのですが、嵯峨嵐山駅では思ったほど観光客の降車はありませんでした。
冬休みだし、もっとたくさん観光客がいるのかと思っていたのですが・・・。
その理由はのちほど。
冬季の嵐山トロッコ列車は全日定休日?
到着した嵯峨嵐山駅の隣りには、トロッコ列車で有名な嵯峨野観光鉄道の「トロッコ嵯峨駅」がありました。けれど、この日は定休日だとか。
と言いますか、年末から2月までは完全にお休みのようです。
トロッコ列車に乗ろうと思ったら、定休日のチェックに気をつけてくださいね。
紅葉シーズンや春の行楽時に渓谷の景観を楽しめるトロッコ列車は、乗車すると軽く1日を費やすことに。
ですので、トロッコ列車での観光と嵐山市内観光とは、別日に計画を立てると良さそうです。
混雑の中心は嵯峨嵐山駅ではなかった!
山陰本線(嵯峨野線)の嵯峨嵐山駅での降車客が少ない理由が、分かりました!
嵐山観光の中心は、嵯峨嵐山駅から徒歩で7分ほど移動したところにある、「嵐山駅」周辺でした。
この日は雪がチラつく生憎のお天気でしたが、それでも嵐山駅構内の混雑状況はそこそこ激しくて、結構賑わっていました。
嵯峨嵐山駅の周辺とは、まったく様子が違います。
「嵐山駅」とは、金閣寺近くにある北野天満宮あたりから嵐山を結ぶ京福電鉄の終点になる駅で、渡月橋にも近いこの駅周辺にオシャレな飲食店や雑貨屋さんが集結しているんです。
ですので、嵐山に到着して早速食事を・・・と思ったら、京福電鉄の嵐山駅を目指すのがおすすめです。
京都嵐山のランチは意外に安い?
そんなこととはつゆ知らず、嵐山駅周辺まで行きつく前に入ったイタリアンのお店ですが、選べるパスタにサラダ、おかわり自由のパンに、コーヒーなどの飲み物とデザートが付くこのセットで930円と言うお安さ。
本当なら、京都風情がたっぷりの懐石ランチなどを食べたいところですが、そう言った高尚なものにまったく興味のない長女が一緒なので、ここは母が譲ることにしました。
こんな感じで、懐石や湯葉料理に拘らなければ、嵐山はかなり安価にランチセットをいただくことができます。
一度は見たい渡月橋、その混雑状況は?
半日コースでもたっぷり回れる京都の嵐山観光ですが、モタモタしていると時間はすぐに過ぎてしまいます。
何せ、つい入りたくなる魅力的な雑貨屋さんや甘味処が至るところにありますし、観光しようと思えば小さなお寺から有名な神社まで数えきれないほどあるからです。
予め、どこを観光するか、ある程度の目星はつけておいた方がいいですね。
そんな中で、ずっと憧れていた嵐山の渡月橋へ。
桜や紅葉シーズン、積雪の季節の写真を見ると、一度は見ておきたいと思える、嵐山代表の観光地ですね。
ランチを済ませたら、さっそく渡月橋まで一気に行ってみましたよ。
一番、パッとしない時期だったかも?(笑)
渡月橋までは、山陰本線(嵯峨野線)の嵯峨嵐山駅から徒歩で約10分、京福電鉄の嵐山駅からですと約2分です。
さすがに、嵐山を代表する観光場所なので、混雑状況はかなりのもの。
この日は、この冬で一番寒かったのではないでしょうか?
雪がチラチラと降ってきて、コートから出ている手足はしびれるような寒さでした。
けれど、外国人観光客がかなり多くて、歩道は人を避けるのに精いっぱい。
車道が一車線と狭い中を、スーツケースをゴロゴロと引く観光客が歩道ギリギリを歩くので、周りには気を付けながら進んだ方がいいです。
観光のベストシーズンともなると、渡月橋やその周辺の混雑状況は相当なものなんでしょうね。
嵐山に宿泊する観光客は別として、京都市内から半日コースを組んで訪れる観光客が多い嵐山へは、午前中から出かけておくのが良いかもしれません。
午後2時頃から夕方は一層混雑してきていて、どの飲食店も列ができている感じでした。
嵐山観光を10倍楽しむ着物のレンタル
この倍率は、かなり個人的な感覚ではありますが、着物をレンタルしたおかげで大満足の旅になりました。
と言っても、
母は介助、
着たのは長女。
もともと、着物をレンタルするつもりは全くなかったのですが、嵐山に行ってみると周囲には和服姿で京都観光を楽しむ女子で溢れかえっているではないですか。
外国人もスラリと着こなして、さすが和服に精通している京都では、着付けにも手を抜きません。
よく行く浅草寺付近では、若干気の毒な感じの和服姿の外国人観光客が・・・。
けれど、京都では体格の違いを物ともせず、綺麗に着つけてもらっていました。
そういう周りの姿を見ると、思春期の我が家の長女も着たくなりますね。
と言うことで、絶対に損だと分かっていながら、飛び込みで着物のレンタルショップに入ってみたんです。
結果的には、レンタルして良かったこの着物、実際にはどんなショップで、飛び込みだと予算はいくらだったか?
次回は、嵐山でのレンタル着物事情と、嵐山観光の半日コース実録をご紹介したいと思います。