2016年は8月12日から15日までの日程で行われている、東京都江東区は深川にある富岡八幡宮の水かけ祭り。別名「深川八幡祭り」とも言い、江戸の三大祭の1つとされているものです。
毎年お盆はほとんど東京にいないので滅多に見ることがないのですが、今年はゆったりまったり自宅でお盆休みをしているので、ちょっと出かけてみました。
水かけ祭りの水は観客も覚悟が必要?
『水かけ祭り』・・・そうです、一般人だろうが関係なく、バシャーッ!!と、どこからともなく水が降ってきます。濡れては困るものは、きちんと防止対策をとることをおすすめします。
はい、私も大切なiphoneは防水パックに詰め込んで、最近トンと出番が減ったデジカメに活躍してもらいましたよ。
富岡八幡宮例祭の水かけ祭りは毎年恒例なんですけど、3年に一度の間隔で行われる大祭(本祭)とは違って、今年は小じんまりした「蔭祭」。神輿の担ぎ手が子ども中心のものになります。それでもこの賑わいです!
向こうに見える白い煙のようなものは、沿道から担ぎ手に勢いよくかけられている水です。
まるで雨が降っているような光景ですよね。
これだけ激しく水をふっかけているのに、太鼓には水がかかりません。
富岡八幡宮例祭の水かけ祭り本祭は、来年の2017年になるようです。このときは、担ぎ手の移動距離もグッと長くなり、人の出や賑わいもかなりのものになります。
夏の真っただ中に行われるので、沿道には水をいっぱいに張ったバケツが至るところにおかれていて、熱気で“燃え上っている”担ぎ手の体に観客が水をかけて冷やします。また、その水は神輿にもかけられて、清めの意味をも持たせているとか。商売をされている軒先には、ズラリと並んでいました。
でも、大通りではそんなバケツでは物足りず、ホラッ、消火栓から。
大胆ですね。消火栓から放水するために蓋を開けているので、穴の中に観客が落ちないように見張りの人が立っています。
富岡八幡宮の女性宮司さま
こちらは、富岡八幡宮の女性宮司さまだと思われます。沿道の観客に黙視であいさつをされた後、富岡八幡宮に帰って行かれました。何度か富岡八幡宮にお参りに行き、お祭りも見たことがありますが、初めてお見かけしました。
とてもありがたいカメラ目線をいただきました!女性の宮司さまは、全国的にも珍しい存在。どうぞ、この写真からパワーをいただいてください。
たまたま日陰で暑さしのぎをしていたときだったんですけど、偶然にも出会えて、なんだかとても大きなご利益をいただいた気分です。
富岡八幡宮のお祭りが多国籍に?
それにしても、この富岡八幡宮の水かけ祭りでも多国籍を感じるようになりましたよ。パッと見た感じでは、隣国の方たちよりも白人系の方々が目立ちました。遠方からわざわざ来てくださるとはありがたいですね。
そうそう、屋台にはケバブがぶら下がっていて、これにもビックリです。ケバブって、こん棒を何百倍にも大きくしたような形で、外側から剥がすように削って食べていくトルコの料理です。
こちらは、原宿竹下通りから明治通りに出たところにあるケバブのお店。最近、街中を散策していてもケバブのお店に出会うことが多くなったんですけど、屋台も多国籍になったなと感慨深いながらも、あんなに重そうなものがぶら下がっていて、テントは大丈夫なのだろうかと、ちょっと余計な心配をしてしまいました。
異国情緒あふれるお兄さんがフレンドリーな笑顔で「どぉぞ」と言ってくれたんですけど、別のお店でランチをしたかったので今回は断念です。
富岡八幡宮水かけ祭りに必要な対策
2016年の富岡八幡宮水かけ祭りは、明日の15日まで開催しています。ぜひ、この迫力あるお祭りを見てみてくださいね。お天気も引き続きいいようなので、暑さ対策はお忘れなく。そして、荷物の防水対策も必須ですよ。
【追記】2017年水かけ本祭り予定
2017年の富岡八幡宮水かけ祭りの本祭り(大祭)は、8月11日(金)から15日(火)で開催が予定されています。全53基の神輿が総出となる一番のイベントは、13日(日)の7:30頃から始まるようですので、ぜひご利益をいただきに出かけてみてくださいね。