今年のゴールデンウィークはゆっくりしたいと思って、旅行計画も立てなかった我が家。なんとなく、いつも通りかかる道すがら気になっていた江東区の都立木場公園で行われていた八丈島物産展のイベントに行ってみました。
たまには、こんな風に日頃気になっているイベントへふと立ち寄ってみるのも面白いものですね。
憧れの八丈島が物産展を開催
旅行好きなら一度は気になる八丈島なのではないでしょうか?太古の昔の大自然が、手つかずで残された亜熱帯の島です。
東京都でありながら、遥か南に離れた南国の島ならではの面白い食べ物や、独特の歴史と伝統が語り継がれているので、八丈島物産展ともなると物珍しいものがズラリと並んだ状態。とくに、食文化は独特だそうです。
“くさや”は、伊豆諸島全域で見られる独特の干し魚だそうですが、八丈島ではとびうおを使ったくさやが特産になるそうです。色々とニオイのことは聞くのでこれまで一度も食べたことがないけれど、今日は私たちの後ろの席に座ったご夫婦が注文していました。
くっさーい!
一度食べたら病みつきになるそうだけど、本当なのだろうか??と思うようなニオイですね。これは、絶対に家の中では焼けないです。
それから、今日芽を摘んでも翌日には芽が出るほどの生命力にあふれていると言われるアシタバや、南国らしく島唐辛子を使ったお醤油、太陽の恵みをいっぱい受けていそうな塩など、八丈島独特の食材が目につきました。
その他の木場公園の物産展は?
この木場公園では、ときどきこうしていろんな物産展やイベントが行われるようなんですけど、一番よく見かけるのは陶器市ではないかと思います。
陶器好きではあるのですが、いつも木場公園のイベントは車窓から眺めるだけになっていたので、初めての立ち寄りに足元がウキウキ。
陶器市の定番、有田焼や美濃焼の食器や、普段は100円では買えないようなお皿がゴロゴロと置いてありました。
お箸が安かったのも目につきましたよ。
ブナの木製に特化した珍しい食器も
こちらのブースは、ブナの木で作られたものが並んでいて、若干お値段も張るものが置いてありました。でも、多分一般のお店で買うよりははるかに安そうです。
この「鬼おろし」器なんですけど、以前に某テレビ番組で見たことがあります。
大根おろしに主に使うそうで、水分を閉じ込めたフワフワの大根おろしができるとのこと。繊維を壊さないので、とても美味しいらしいですよ。木製のざっくりとトゲトゲしたこのおろし器で大根おろしがおろせるのだから不思議ですね。指を怪我しないように気をつけなければ。
その他、漆の器に草履、和小物など、見て歩くのには楽しい物産品がたくさん並んでいました。
地方の美味しい食材をいただいてみた
ちょうどお昼過ぎだったこともあって、せっかくなので地方の美味しい食材をいただいてみることに。
くさやはちょっと無理でしたが・・・。
こちらは、炭火でじっくり焼かれた鶏ももと鶏皮です。
ちょっと待たせすぎたので~と、一本サービスしてくださいました。嬉しい!
そしてこちらが、牛筋煮込みを閉じ込めた玉子が焼きそばの上に乗っているオムレツだそうなんですけど、この牛筋煮込みがものすごく煮込まれていて美味しかったです。
車で来ていたので、お供はパッションフルーツジュース。風変りな組み合わせのランチになってしまったんですけど、八丈島ではパッションフルーツ栽培も盛んなようなので、飲んでみることにしました。サッパリしていて甘味が抑えられているので、飲みやすかったです。八丈島にはパッションハウスという、栽培ハウスがあるそうですよ。
開催日時
2017年は4月29日(土・祝)から明日7日(日)までのようです。10時から18時までの開催なので、近くを通りかかったらちょっと立ち寄ってみても面白いのでは?
明日5月7日も東京のお天気は良さそうなので、最終日ですしお客さんで賑わっていると思います。
編集後記
今年の都内のゴールデンウィークはずっとお天気が良かったので、結構ふらふらとお散歩がてらに出かけることができました。普段は素通りしてしまうようなイベントも見つけて寄れるので、やっぱり散歩はやめられないですね。